2011年7月1日,私たちは,静岡県内に生活する市民23名,静岡県内の弁護士9名,三上元湖西市長,吉原毅城南信用金庫理事長,以上合計34名を原告とし,人格権(生命や身体,健康をおびやかされずに生きる権利)に基づいて,浜岡原発の運転終了,使用済み燃料の安全な冷却保管,原子炉を解体しない方法での廃炉を求める訴訟を静岡地方裁判所へ提起しました。
13名の市民原告の方,たくさんのサポーターの方,それと30名を超す弁護団の弁護士らが静岡地裁へ集まって訴状を提出しました。
その後,県弁護士会館にて記者会見を行いました。記者会見では,鈴木団長,河合団長,事務局長らのあいさつの後,市民原告,弁護士原告らが,それぞれ原告となった理由などをお話ししました。
記者会見に引続いて行われた報告集会では,参加した原告全員がそれぞれ発言し,もし今何もしなければ,自分の孫に,子どもに,なぜあのとき浜岡にNOと言ってくれなかったのかと問われても顔向けができないと考えたなどの熱い想いをお話しいただきました。
弁護団の多くも静岡県民です。生活の場,生命そして未来を守るために静岡地裁で全力で闘ってまいります。今後とも応援をお願いいたします。
「浜岡原発を全部廃炉にして 子どもたちに安心の未来を」私たちの願いです。