【2022年7月19日】第50回口頭弁論期日が開催されました
<本訴の第50回口頭弁論期日>
2022年7月19日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第50回口頭弁論期日が開かれました。
私たち原告は、「準備書面51」と、「証拠説明書33」及び証拠類を提出しました。
被告は、「被告準備書面(38)」、「求釈明申立事項に対する回答」を提出し、「被告準備書面(38)」について、以下のとおり、口頭説明を行いました。
◎被告準備書面38の口頭説明◎
原告が主張する(原告「準備書面32」)、断層が将来活動する可能性への反論。
H断層系は、他の断層に切られたりするものではない。活動時期も新しい。したがって、敷地内の断層の活動性評価の代表となる。
A17断層は、地表付近に変位を生じさせる断層として評価したものではない。
原稿が述べる逆断層は確認されていない。
地下深部からの断層も確認されない。
この説明に対し、私たち原告は、次のように指摘しました。
すなわち、具体的な反論が一つもない、従来の繰り返しである、なぜこれで5年間待たなければならなかったのか、
また再反論は5年後なのかということです。
これに対する被告からの明確な答えはありませんでした。
また、原告としては、裁判所へも、訴訟指揮をきっちりと行ってほしい旨も伝えました。
また、被告は、口頭で以下の報告をしました。
◎安全性対策工事の進行状況◎
4号機の配管の設置状況等について、静岡県と御前崎市の点検を受けた。
被告のホームページで公開している。
◎原子力規制委員会の審査状況◎
前回期日からこの間、2回の審査会合があった。
6月は、津波堆積物に対する調査等についてである。敷地の地質構造について、堆積した年代の追加説明を行った。
7月は、プレート間地震による津波について、敷地前面での上昇については概ね把握できたと評価された。継続審議とされた。
また、敷地ごとの地震動については、概ね評価された。
また、裁判所から、原告に対し、訴状の「請求の趣旨」について、作為請求(何かをしてほしい)か、差止請求(何かを止めたい)かの整理について言われました。
<本訴の弁論準備期日>
今までは、本訴の弁論(公開の法廷)の後、進行協議という手続きが行われていました。この日からは、進行協議より重要な弁論準備という手続きが行われることとなりました。
弁論準備では、A17断層に関する議論が行われました。敷地直下に将来活動可能性のある断層があるかどうかです。
裁判官からは、被告に対し、H断層系が最新の活動をした地層といえるのか、との問いがありました。原告の切り切られには意味がないとの主張に対し、被告は反論していないと思うが、とのことでした。裁判官としては、被告に対し、切り切られでどうして活動性の新旧が言えるのか、法律家にわかるレベルに落とし込んで説明してほしい、とのことでした。
被告は、H断層系そのものの活動性については、現在評価しているものもあるので、主張できないが、敷地内断層にかかる安全性の問題については、いずれかの段階では出したい、とのことでした。
<記者会見>
これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。
<次回の裁判期日>
次回の裁判は、弁論準備手続のみの期日(弁論と違い公開の法廷ではないため一般の傍聴はできない)で、令和4年9月8日(木) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。
<今後の予定> いずれも本訴の弁論を行い、その後に弁論準備手続です。
次回:令和4年11月1日(火) 午前10時30分
次々回期日:令和5年1月24日(火) 午前10時30分
その次の期日:令和5年4月27日(木) 午前10時30分
今後とも応援をよろしくお願いいたします。
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