2012年1月12日午前10時30分から,第2回口頭弁論期日が開かれました。傍聴席は第1回口頭弁論期日と同様,ほぼ満席でした。原告は,準備書面1(PDFはこちら)を提出するとともに,その内容を口頭で説明しました。
口頭弁論期日終了後に行われた進行協議(裁判所,原告,被告が今後の審理の進行について協議をする場)では,原告から,早期に的確に集中して審理すべき点を把握するために,原告,被告,それぞれがプレゼンテーション形式で主張を述べる機会を設けて欲しいと要望しました。ところが被告は否定的な態度を示しました。誰にでも分かりやすく主張をすることは審理にとって不可欠で,否定されるべきことではないと我々は考えています。
次回口頭弁論期日は,3月1日午前10時30分からと指定されました。中部電力は,同期日に,浜岡原発の安全性に関する具体的な主張を行うことになっています。また,津波対策として現在建設中の防波壁で足りると考える理由も明らかにするとのことです。